十朋亭維新館開催中企画展「『城下町』山口」の展示資料2回目

【鴻城九図の世界 その弐 道場門前橋】

道場門前橋は石州街道(【せきしゅうかいどう】小郡から山口を経て石見国〔いわみのくに、島根県〕境へと向かう道)が通るとともに、肥中街道(【ひじゅうかいどう】日本海西岸の肥中港〔下関市豊北町〕へ通じる道)の起点ともなった交通の要衝(ようしょう)でした。橋の東袂には、鎌倉時代以来の旧家で、山口町屈指の豪商の安部家の屋敷(この図に描かれている屋敷)があったことから安部橋の名で知られています。安部家は中市の山田家とともに山口町の本陣を務めました。

アイキャッチ画像は道場門前橋(「山口市街」〔山口市歴史民俗資料館蔵〕をもとに加工)

 鴻城 道場門前橋ノ図」   (山口市歴史民俗資料館蔵)

 

 

 

 

 

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