当館職員が十朋亭にまつわるオリジナル紙芝居を作りました!
第一弾は伊藤博文、井上馨と十朋亭主・萬代利兵衛の絆をたどるストーリー。
第二弾は久坂玄瑞の生涯に絡めて十朋亭との思い出をしのぶ内容です。
脚本・作画ともに当館職員の完全オリジナルです。
第二弾紙芝居「十朋亭と志士の湯吞」NEW!
あらすじ
明治のある年の夏、離れ座敷・十朋亭主の萬代利兵衛は小さな木箱から湯呑を取り出し、懐かしそうに眺めておりました。
その日は7月19日、湯呑の持ち主である幕末の志士・久坂玄瑞の命日でした。
幕末の動乱期、「禁門の変」に敗れ24歳の若さで京に散った久坂玄瑞と十朋亭とのつながりを交え、若くひたむきに人生を駆け抜けた勤王の志士の太く短い生涯を臨場感ある絵と脚本で紹介します。
利兵衛の思い出語りに、ぜひ耳を傾けてみてください。
第一弾紙芝居「十朋亭とふたりの志士」
あらすじ
明治の中頃のある夜、山口へ里帰りした政界の重鎮・伊藤博文と井上馨が十朋亭主・萬代利兵衛を訪れて幕末の思い出を肴にお酒を酌み交わします。
「なんとまぁ色々大変じゃったなぁ」
長州ファイブの一員として英国へ密航留学したふたりが、長州藩と諸外国の戦争を止めるため大急ぎで帰国した際に宿泊したのが十朋亭です。青春と激動の日々を過ごした場所で繰り広げられる昔語りとは…?
藩政の山口への移鎮、伊藤博文が萬代家に贈った「大杓子」にまつわるエピソードなども交え、十朋亭と志士のきずなをコミカルなドラマ仕立てで紹介します。
3人の思い出話を、皆さんもぜひ聞いてみてください。
当館「紙芝居の日」などに上演します。
【社会見学、団体ツアーなどのお客様】
ご希望があれば上演します。館内や展示室のガイドなどとも合わせて、お気軽にお問い合わせくださいませ。