日本の伝統的な製本技術である「和とじ」で、オリジナルノートを作る特別な体験ができます。

体験内容

和紙を針と糸で綴じた和とじノートを作ります。

  • 漆塗りに入った美しい和紙
  • 木の机に飾られた「和とじ」されたオリジナルのノート
  • さくらの切り抜きがされた帯紙と和紙

体験で使う和紙は、すべて国産の楮(こうぞ)から作られた山口市の徳地手漉き和紙です。
和紙の色や風合いの組み合わせをお好みで選んでください。

御朱印帳やスタンプ帳、メモ帳、コレクション帳などなど… 使いみちはあなた次第!

山口市の思い出をさりげなく添えられる「徳地和紙のモチーフパーツ」をオプション(別料金)でご用意 しています。

基本のノート
  • 表紙・裏表紙各 1枚
  • 見返し(遊び紙)2枚
  • 中紙20ページ
  • 題せん用和紙1
  • できあがりサイズ およそ A5(148mm×210mm)

料金 (1名あたり 税込)

● 4,180円(税抜価格3,800円 消費税額等380円)基本のノート製作 現金払いのみ

  • 「和とじ」の説明をする職員
  • 「和とじ」を行う受講者
  • 「和とじ」されたノートに飾りを付ける子ども

【オプション(別料金)】

  • 和紙追加 5枚毎 830円 厚みがあるノートに仕上げたい方に。
  • モチーフパーツ 1セット 330円~ 表紙にいろどりをそえる徳地和紙のモチーフパーツ

受付

  • 希望日の前々日16:00までに、ご予約をお願いします。
  • 満席等でお受けできない場合もあります。

お問い合わせ・受付はお電話、またはメールフォームから

体験時間

  1. 午前の部 10時30分~ 定員3名
  2. 午後の部 13時30分~ 定員3名
所要時間 1時間30分程度
開催日 定休日(火曜日または火曜日が祝日の場合は翌平日、12/29~1/3)以外の日 イベント開催日等で体験できない日もあります。

そのほか

道具一式は十朋亭維新館でご用意いたしますので、お気軽に体験していただけます。
作り方は、スタッフがじっくり丁寧にお教えします。

使用する和紙について

徳地和紙は、山口県山口市徳地地域で、鎌倉時代からおよそ800年以上の歴史を持つ手漉き和紙です。
平成17年に山口市の無形文化財に指定されています。大内氏の時代には大変質の高い紙が生産され、「得地紙」と呼ばれて重宝されました。(昭和16年発行「防長造紙史研究」より)
徳地の工房では、原材料となる楮(こうぞ)三椏(みつまた)の栽培から加工、紙すきまですべての作業が行われています。
手しごとで1枚ずつ丁寧に漉かれた和紙は、しなやかでやさしい手ざわりが魅力です。

十朋亭維新館のスタッフが徳地の工房に見学に行ってきました!

  • 和紙をすく職員
  • 漉いた和紙をめくる様子
  • 種類別に並べられた楮

和とじについて

「和とじ」された古文書の数々
十朋亭維新館 蔵
昔から日本で行われていた製本方法のひとつです。
重ねた紙の束に小さい穴をあけ糸で綴(と)じる方法で、平安時代から続く技術です。特徴は、耐久性に優れたしなやかさと和の印象を強める独特の姿。綴じ糸のかたちが模様のようで、シンプルなデザインが美しいと人気があり、様々な用途で使われています。
十朋亭維新館では、ガイダンスゾーンにある萬代文庫に、和とじで製本された和本を何冊も所蔵しており、自由に手にとって読むこともできます。